就活を控えるあなたは、面接での受け答えに悩んでいませんか?
どのくらいの長さで答えればいいんだろう
短すぎたら印象悪いのかな
覚えたESの内容をそのまま話すと長いんだけど大丈夫かな
これらを解決すべく、私が経験した面接をもとに適切な受け答えを説明していきます
面接の受け答えで意識すべきポイント
面接は暗記能力を披露する場ではない
例えば、
「あなたの長所はなんですか」
「はい、私の長所は粘り強いことです。アルバイトで売上を向上させる際、なにをやっても結果が伴わず、皆が諦めようとしたときにも、私はこれまでの結果をまとめ、新たな案を提示しました。その結果・・・。もし御社で働ける際にはこの長所を活かし、粘り強く仕事に取り組みたいです。」
あなたは上記のように、面接でESをまるまる暗記した答えをそのまま喋ったりしていませんか?
それは今すぐにやめるべきです!
その理由は、会話のキャッチボールが成り立たなければ、どんなにアピールしても評価がされずらくなるからです。
そもそも、丸暗記したものを伝えるだけであれば、直接会う必要性がほぼ皆無で、メールなどで済ませればよいはずです。
たしかに、詳しく説明したかったり、短い返答では深掘りされずに、伝えたいことが伝えられなかったと不安になることもあると思います。
しかし伝えたいことはすでにESで伝えています。
ESを読めばわかることなのであれば尚更簡潔に答えるべきです。
質問には簡潔に答える
ついつい詳しく説明したくて、背景説明まで含めて返答していたりしませんか?
面接での基本は「なぜ?」を続けることです。
長所は?→粘り強い→いつ発揮される?→バイトで→バイトで身に付いたの?→○○の時に→なるほどね
上記のように納得してくれるかは別として、面接の流れは上記のようになるべきだと私は考えています。
そのため、質問以上のことを伝えるのは、詳しく伝えられるというメリットがある一方で、会話のキャッチボールができない、と判断されるデメリットにもなりうるので注意してください。
深掘りされなくても心配はいらない
簡潔に答えると会話が続かないこともあると思います。
ただそれはマイナスなことではないです。
面接官がESを読み理解できたのであれば、それ以上確認する必要がないから深掘りされないのです。
逆に深掘りされるところは面接官が疑問を持っていると考えた方がいいです。
そういった場合には丁寧に説明するべきでしょう。
考えがまとまらなければ時間をもらう
面接を受けていると不意な質問で返答に詰まる場合があります。
そうしたときは考えがまとまるまで時間をもらう方が無難です。
まとまらないまま話始めて、万が一不時着しようものなら論理的思考能力を疑問視され、大きなマイナスとなってしまうからです。
ちなみに時間をもらうのは面接では良くあることなので、心配はいりません。
私はもちろん、周りでやったことがない人はほとんどいなかったです。
考えがまとまらなければ「少し時間をいただけますか」と正直に面接官に伝えましょう。
「ではまとまるまで他の話をしようか」などと言う面接官が一度だけいたが、
「いや話してたらまとまんないです」
と言えなかったことを今後悔している。
まとめ
今回は面接での受け答えの長さを解説しました。
面接の受け答えで意識すべきポイント
- 面接は暗記能力を披露する場ではない
- 質問には簡潔に答える
- 深掘りされなくても心配はいらない
- 考えがまとまらなければ時間をもらう
無理に丸暗記などはせず、会話のキャッチボールを意識して、スムーズに面接を進めていきましょう。