FXテクニカル分析(2020年1月13日週)

です。

FXには数多もの手法がありますが、みなさんはどんな手法を使っていますか?

色々な手法を使いすぎて、チャート画面がぐちゃぐちゃになったりしていませんか?

私もたくさんの手法を試してはやめて、試してはやめてと繰り返しました。

そして、最終的にはたった2つの手法を用いて、元本50万円で月5万円の利益を得ることができました。

私の分析の手順も説明しているので、よければ参考にしてください。

FXにおいて、後付けの考察はいつか「この形見たことある!」となるので、有効だと思います。

本記事では2020年1月13日~17日のドル円のチャートをファンダメンタルズとテクニカルの両面から分析していきます。

13日週のドル円チャート分析

今週のドル円は少し上昇してからのヨコヨコの展開で、先週引いた線が活かせないのが辛いですね笑

FXテクニカル分析(2020年1月6日週)

値動きがないときは無理にエントリーせずにチャンスまでじっと待ちましょう。

では早速、ドル円の1時間足チャートで水平線100MAを用いて分析していきます。

黄色の縦線から右が13日週のチャートになります。

ファンダメンタルズ分析

先週:米国とイランの軍事衝突回避を受けて週末にかけてリスクオンのドル買い。

A:前年12月の高値(109.73)を上抜けたことでロスカットを合わせ急上昇。

B:米国が中国を為替操作国から除外したという報道を受け、円売りが加速。前年5月以来の110円台をつけた。

C:米国の対中関税は大統領選まで継続へという報道を受け、リスクオフの円買いが先行。

D:第一段階の米中通商合意の署名式が行われた。トランプ大統領は「第二段階の合意がまとまれば第三段階の交渉は不要と考える」と発言。

E:米12月小売売上高の結果を好印象に受け、ドル買いが先行。

テクニカル分析

1は高値の水平線なので今後反発や上昇トレンド継続によるロールリバーサルなどに期待。

2,3の水平線はあまり強く反応していない印象。

4は1度しっかりとサポートとして機能しているが、強いか弱いかはわからない。

5はサポートとして反発する前に、1度抵抗線として反発しているため意識されやすい。(抵抗線からサポートに水平線の役割が入れ替わることをレジサポ転換、またはロールリバーサルと呼ぶ。)

6は3回ほど反発しているので、今後落ちてくることがあれば押し目買いの可能性あり。

7は日足で以前から何度も反発しているのでも強い、ここまで下がってくれば買いも意識したいが、そのときの下落のスピードによる。

100MAは上昇トレンドに追随、今後100MAまで落ちてきたところを押し目買いしたいところだが、ヨコヨコの展開のため、しっかりとした押し目を待てないので様子見。

20日週の注目イベント

1/20:米国の祝日(キング牧師の日)

米国は休場のため、動きは限定的か。

1/21:日本銀行金融政策決定会合

予想は金融政策現状維持だが、仮に方針が変わるようなことがあれば急激な変動の可能性あり。

1/23:欧州中央銀行(ECB)理事会

予想は金融政策現状維持だが、戦略の見直しが始まっているとの情報があり、今回の理事会で戦略再評価について正式な合意が得られる見込み。

20日週の予想

  • 第一段階の米中通商合意を受けたリスク選好のドル買い継続により、短期的なトレンドは上昇を維持か。
  • 一方で、第二段階の合意についてはすでに難色が示されており、一段高の上昇は期待しづらい。
  • 約8カ月ぶりの心理的節目の110円台に上昇したが、輸出企業や短期筋などのドル売り注文が入っており、110円台に安定することはなく110円を挟んだ水準で推移している。

以上より、基本的には円売りドル買いの傾向だと考えるが、110円台にしっかりと乗せるには材料不足感が否めない。

テクニカル分析の手順

STEP1:日足で水平線を引く。

STEP2:1時間足で水平線を引く。

STEP3:15分足で確認する。

STEP4:1時間足で分析する。

私が用いる手法は水平線と100日単純移動平均線(100MA)のみです。

時間足は日足と1時間足と15分足の3つを用いていて、基本的に1時間足で分析をしています。

私のテクニカル分析のポイントは「上位足から水平線を引く」「水平線を引きすぎない」の2つのみです。

ちなみにエントリー基準は「トレンドに従っているか」「複数の手法が一致しているか」です。

では実際に私のテクニカル分析の手順を解説していきます。

STEP1:日足で水平線を引く

以下にドル円の日足チャートと実際に引いた水平線(赤線)を示します。

水平線を引くコツは画面に見える高値と安値に2本引き、あとは「ここで反発してそうだなぁ」と思うところにざっくりと引けばOKです。

一方で、水平線を引いているとついつい引きすぎてしまうのがネックです。

「ここでも反発してそう、ここでも・・・」

日足での水平線は合計6本までに限定しましょう。

STEP2:1時間足で水平線を引く

日足から1時間足に変更します。

まずは日足で引いた水平線がきれいに反発するところに微調整をします。

次に日足と同様に高値と安値、反発していそうなところに水平線(白線)を引きます。

1時間足での水平線も最大6本までに限定しましょう。

STEP3:1時間足を拡大し水平線を追加する

1時間足のチャートを拡大し、気になるところに水平線(緑線)を追加します。

最大2本まで。

STEP4:15分足で水平線を確認

1時間足から15分足に変更して、水平線で反発しているかを確認します。

今回は概ね反発していそうなので問題ないですが、効いていない場合は消しても大丈夫です。

エントリーのタイミング

私のエントリー基準は「トレンドに従っているか」「複数の手法が複数の時間足で一致しているか」です。

トレンドに従っているか

たとえ反発すると確信があるところでも、トレンドに従っていなければ、私はエントリーしません。

なぜなら、トレンドに逆らう、いわゆる逆張りは値幅が取れない割にリスクが大きいからです。

複数の手法が一致しているか

1時間足で水平線と100MAが重なった時や、1時間足の水平線と15分足の100MAが重なった時にエントリーします。

例えば以下のようなチャートです。

このときは水平線があまり強くないと判断し、私ならエントリーは見送りました。

おすすめのFX会社

いかがだったでしょうか。

テクニカル分析は思ったより簡単だったのではないでしょうか。

実際にトレードしてみたいと思った方におすすめのFX会社はDMM.comです。↓↓


講座を開設して1回取引すれば20000円がキャッシュバックされるので、その2万円でトレードの練習をするのもありですね。

デモトレードだとどうしても緊張感がないので、キャッシュバックされた資金というのは練習にはもってこいだと思います。

DMMFXはFX業界最狭水準のスプレッドで、スマホからでも取引可能なので、ぜひご自身でも実践して感覚を掴んでみてください。