FXテクニカル分析(2020年1月20日週)

です。

FXには数多もの手法がありますが、みなさんはどんな手法を使っていますか?

色々な手法を使いすぎて、チャート画面がぐちゃぐちゃになったりしていませんか?

私もたくさんの手法を試してはやめて、試してはやめてと繰り返しました。

そして、最終的にはたった2つの手法を用いて、元本50万円で月5万円の利益を得ることができました。

私の分析の手順も説明しているので、よければ参考にしてください。

FXにおいて、後付けの考察はいつか「この形見たことある!」となるので、有効だと思います。

本記事では来週の注目指標まとめ、相場予想、2020年1月20日~24日のドル円チャートのファンダメンタルズ・テクニカル分析をそれぞれ解説していきます。

最後には私の分析方法も紹介しているので、ぜひ御覧ください。

先週の予想振り返り

先週の段階では以下のような予想をしていました。

第一段階の米中通商合意を受けたリスク選好のドル買い継続により、短期的なトレンドは上昇を維持か。

一方で、第二段階の合意についてはすでに難色が示されており、一段高の上昇は期待しづらい。

約8カ月ぶりの心理的節目の110円台に上昇したが、輸出企業や短期筋などのドル売り注文が入っており、110円台に安定することはなく110円を挟んだ水準で推移している。

以上より、基本的には円売りドル買いの傾向だと考えるが、110円台にしっかりと乗せるには材料不足感が否めない。

予想通り110円には乗りませんでしたが、上昇トレンドは継続せず、新型コロナウイルスでチャートが下落しましたね。

FXテクニカル分析(2020年1月13日週)

今週も予想をしているのでよければ最後まで見ていってください。

20日週のドル円チャート分析

ドル円の1時間足チャートで水平線100MAを用いて分析していきます。

黄色の縦線から右が20日週のチャートになります。

ファンダメンタルズ分析

先週:米中通商合意の第一段階合意や米国指標の好調などポジティブな報道があったものの、第二段階合意は大統領選まで継続などネガティブな報道もあり、ヨコヨコの展開に加え高値圏であるため買いエントリーも思い切りが必要で非常にトレードがしにくかった。

A:中国にて新型コロナウイルスによる肺炎患者が増加し、死者まで出たことから、感染拡大を懸念し、リスク回避の円買い。

B:コロナウィルスによる新型肺炎の患者が米国でも確認されたことを受けて、円買いが加速。

C:中国が新型コロナウイルスへの対応策を強化した(航空機や列車の出発停止等)ことを市場が好感的に捉え円が売られた。

D:欧州中央銀行は予想通り金融政策の現状維持を発表した。WHOは新型肺炎への緊急事態宣言を見送った

E:米疾病対策センター(CDC)が米国内での新型肺炎感染の2例目を確認、フランスも2例目確認を発表したことから世界的な新型肺炎感染拡大が世界経済の成長減速につながると懸念が再燃しリスク回避の円買いが加速。

テクニカル分析

1は高値の水平線なので今後反発や上昇トレンド継続によるロールリバーサルなどに期待。

2はこれまで何度も反発している抵抗線だが、今週は抵抗線より少し離れた場所で反発した。こういう場合は線としてではなくその周辺をゾーンとして捉える方がよい。

3の水平線はあまり強く反応していない印象。

100MAは下降を始めており、今後100MAと抵抗線が重なるところで戻り売りを狙っていきたい。

20日週の総評

新型コロナウイルスの感染拡大を懸念したリスク回避の円買いで下落傾向。感染者の死亡率は低いものの、中国は週末から旧正月(春節)に入り、さらなる感染拡大が懸念されたため、上値が重い展開だった。

27日週の注目イベント

1/28,29:米連邦公開市場委員会(FOMC)

前回に引き続き、政策金利は1.5~1.75%に据え置かれる予想だが、声明にてハト派寄りの発言がされるとドルが売られる可能性がある。

1/30:米・10-12月期国内総生産(GDP)速報値

前回値(+2.1%)よりも高い値であれば、株高や金利高につられてドルが買われる可能性がある。尚、予想は、+2.2%であるためチャートとしては上昇する可能性が高い。

20日週の予想

  • 米国の主要経済指標(12月新築住宅販売件数、12月耐久財受注、1月消費者信頼感指数、10-12月期国内総生産など)は好印象な内容と予想されているため、景気拡大基調を好感してドルが買われる展開か。
  • 一方で、中国で発生した新型コロナウイルスの感染拡大による影響が、米中通商合意によるリスクオンムードを抑制しており上値が重い展開となっており、目先的にリスク回避的な円買いが継続する可能性がある。
  • また、110円台には輸出企業や投資家のドル売りのポジションが多数残されているため、予想外の下落があればそれらポジションのロスカットを巻き込んだ急落もあることに注意する必要がある。

以上より、コロナウイルスの影響より上値が重い展開が続くが、下落を下支えする好調な米国指標も予想されているため、今週同様ヨコヨコの展開が続くと予想する。110円台にしっかりと乗せるにはやはり材料不足感が否めない。FOMCで政策金利が現状維持ではなく上がるなどあれば上昇もありえるのだが・・・

テクニカル分析の手順

STEP1:日足で水平線を引く。

STEP2:1時間足で水平線を引く。

STEP3:15分足で確認する。

STEP4:1時間足で分析する。

私が用いる手法は水平線と100日単純移動平均線(100MA)のみです。

時間足は日足と1時間足と15分足の3つを用いていて、基本的に1時間足で分析をしています。

私のテクニカル分析のポイントは「上位足から水平線を引く」「水平線を引きすぎない」の2つのみです。

ちなみにエントリー基準は「トレンドに従っているか」「複数の手法が一致しているか」です。

では実際に私のテクニカル分析の手順を解説していきます。

STEP1:日足で水平線を引く

以下にドル円の日足チャートと実際に引いた水平線(赤線)を示します。

水平線を引くコツは画面に見える高値と安値に2本引き、あとは「ここで反発してそうだなぁ」と思うところにざっくりと引けばOKです。

一方で、水平線を引いているとついつい引きすぎてしまうのがネックです。

「ここでも反発してそう、ここでも・・・」

日足での水平線は合計6本までに限定しましょう。

STEP2:1時間足で水平線を引く

日足から1時間足に変更します。

まずは日足で引いた水平線がきれいに反発するところに微調整をします。

次に日足と同様に高値と安値、反発していそうなところに水平線(白線)を引きます。

1時間足での水平線も最大6本までに限定しましょう。

STEP3:1時間足を拡大し水平線を追加する

1時間足のチャートを拡大し、気になるところに水平線(緑線)を追加します。

最大2本まで。

STEP4:15分足で水平線を確認

1時間足から15分足に変更して、水平線で反発しているかを確認します。

今回は概ね反発していそうなので問題ないですが、効いていない場合は消しても大丈夫です。

エントリーのタイミング

私のエントリー基準は「トレンドに従っているか」「複数の手法が複数の時間足で一致しているか」です。

トレンドに従っているか

たとえ反発すると確信があるところでも、トレンドに従っていなければ、私はエントリーしません。

なぜなら、トレンドに逆らう、いわゆる逆張りは値幅が取れない割にリスクが大きいからです。

複数の手法が一致しているか

1時間足で水平線と100MAが重なった時や、1時間足の水平線と15分足の100MAが重なった時にエントリーします。

例えば以下のようなチャートです。

このときは水平線があまり強くないと判断し、私ならエントリーは見送りました。

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いかがだったでしょうか。

テクニカル分析は思ったより簡単だったのではないでしょうか。

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デモトレードだとどうしても緊張感がないので、キャッシュバックされた資金というのは練習にはもってこいだと思います。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

テクニカル分析は思ったより簡単だったのではないでしょうか。

ぜひご自身でも実践して感覚を掴んでみてください。