【毎月更新】トラリピの運用実績【2020年4月分】

読者の中には

 

トラリピを始めたいけど、どのくらい稼げるか知りたい

トラリピではどの通貨がおすすめなのか知りたい

 

といった方が多いと思います。

 

そこで本記事では、

トラリピの2020年4月末までの運用実績

最も稼げたトラリピ通貨ペアとは?

4月に最も利益を上げたトラリピ通貨ペアとは?

の3つを解説します。

 

文字をできる限り少なくしたので、気軽に見ていってください。

 

そもそもトラリピって何?という方は以下の記事をどうぞ。

トラリピの4月運用実績

2020年4月の利益は11,123円でした。

 

運用額は約140万円です。

まずは歴史に残る下落があった3月を振り返ります。

 

詳細については割愛しますが、要約するとコロナウイルスの感染拡大が経済へ悪影響を与え、それを悲観した投資家がリスク回避として円を買ったり、基軸通貨であるドルを買ったりした結果が大きな下落を招きました。

 

特に今回のコロナウイルスについては終わりが見えないことが最大のネックで、かなり悲観的なリスク回避の動きが根強く、ドル不足と言われるほどにドル高が進んだのが3月の相場でした。

 

よって、相場が大幅に下落したため、新規のポジションを多く保有し、ポジション損益(黄色折れ線)はマイナスが非常に大きくなりました。

 

ただ、一直線に下落するのではなく多少の反発を含みながらの下落であったため、運用を開始してから最も高く、利回りは48%でした。

 

一般に利回りが7%あれば十分なリターンですが、7倍以上の48%はありえないほどの利回りなのですが、それだけリスクを背負っていたことの裏返しでもあります。

 

株式の現物とは異なり、レバレッジをかけられる分、トラリピの利回りが高くなるのは当然ですが、その分リスクも上昇していることを再認識すべきと感じました。

 

グラフのポジション損益(黄色折れ線)に着目すると、ポジション損益のマイナスが大きくなった次の月は利益が多くなる傾向がありました。

 

しかし、3月のような1月単位での下落の中では一気に値を戻すことは、あまりないため来月すぐに利益が増加するのは難しいかもしれません。

 

加えて、私のトラリピ設定はかなり攻めており、3月の下落をそのまま眺めていれば確実にロスカットされていました。

 

続いて本題の4月ですが、相場としては多少の落ち着きを取り戻し、ドル不足等も解消されています。

 

しかし、経済指標は依然低迷しており、今後も続くことが見込まれます。

 

ここからもう一段の下落は考えにくいものの、筆者のように暴落のたびに、運用を停止することはあまり合理的とは言えないため、今回のような相場の乱高下でも継続できるような安全な設定でトラリピは運用した方がいいと思います。

最も稼げたトラリピ通貨ペアとは?

※評価額:現段階ですべて決済した場合の損益(評価額 = 全通貨の累計損益 - ポジション損益)

 

現状ではEUR/JPYがコンスタントに利益を上げており、次点でCAD/JPYとNZD/JPYの成績が順調に積み重なっています。

 

これまで評価額(黄色折れ線)は順調すぎるほど右肩上がりでしたが、まだまだ利益が積み重なっていなかったので、3月の相場の下落でかなりマイナスに振れました。

 

また、CAD/JPYとEUR/JPY以外は運用を停止しています。

 

EUR/JPYについても売りのみの運用です。

 

主な理由としては筆者の理想とかけ離れている現状のトラリピ運用は改善すべきと考えたからです。

 

筆者が認識しているトラリピの理想は、どのような相場においてもコンスタントに収益を上げ続けることです。

 

そのためには、今回のような下落相場においても運用を続ける必要がありますから、今一度設定などを見直していきたいと考えています。

 

新たな設定については今後記事としてまとめたいと考えています。

 

3月に最も利益を上げたトラリピ通貨ペアとは?

それぞれの月にどの通貨が好調だったかの傾向を見るためにこのグラフを作成しています。

 

3月に最も利益をあげた通貨ペアはCAD/JPYで、次点でAUD/JPYでした。

 

運用を継続したCAD/JPY、停止したAUD/JPYは3月の下落からの戻しで利益が出ています。

 

2020年3月のトラリピ運用振り返り

ほとんどの通貨の運用を月の途中で停止した結果、現状の維持率は850%ほどになっています。

 

とうとう4月から筆者は社会人の仲間入りを果たしたわけですが、トラリピへの入金はある程度まとまった投資額ができてから実行しようと考えています。