私と投資(FX)の出会い

投資ってなんだか難しそうで、手を出しにくい

FXはギャンブルって聞くけど、実際どうなの

FXで勝つためにはどうしたらいいの?

こんな思いを持っている皆さんへ向けて。

こんにちは、入社前からセミリタイアを目指しているです!

今回は私が投資(FX)を始めた経緯と実践して感じたことを紹介させていただきます。

あなたが投資に興味を持つきっかけになれば幸いです。

私が感じたFXのメリット

小額でも大きな利益を出せる

FXでは「レバレッジ」という制度を使用できます。
簡単に言うと自分の資金を2倍や3倍(最大25倍)に増やした状態で取り引きできるようになります。
そのため少ない資金でも大きな金額の取り引きが可能なので、効率よく利益をあげていくことができます。

24時間取引ができる

株式投資において、その取引時間は平日の9~15時です。
会社に勤めるサラリーマンがリアルタイムでチャートを見て取り引きするのは困難です。
一方FXの取引時間は平日24時間です。
サラリーマンが退社後にでも取り引きをすることができます。
そしてチャートの値動きが最も大きくなるのがニューヨーク市場が開く21時から深夜の時間帯です。
この時間帯のみの取り引きでも十分な利益を出すことができます。

デメリット

まずお伝えしておきたいのは『為替変動リスク』をデメリットに挙げる方がおられますが、『為替変動リスク』はデメリットではないというのが私の考えです。
リスクという言葉はどこかマイナス方向、つまり損をするリスクとしてのみ考えがちです。
しかし実際にリスクという言葉は触れ幅を意味します。
すなわち、為替変動リスクは上がることも下がることもあるというリスクです。
そもそも為替の値動きがデメリットになるというのは成り立たないのです。
なぜならFXは上がるか下がるかを予想するものですから、益を得た場合はおとがめなしで、損をした場合だけがリスクとなるという論理は印象操作にすぎないからです。
そのため『為替変動リスク』はデメリットではなく、FXをやるうえでそもそも織り込んでおくべき条件でしょう。

FX業者倒産のリスク

取引している会社が破綻した場合でも、自身の預け入れた資金は法令によって信託保全、すなわち全額返還されます。
しかし、ここで注意したいのは時価を精算したうえで変換されるということです。
噛み砕くと、損をしていた場合はその損失が確定された分の資金しか返ってこないということです。
自身の中ではあと1年は持ち続けるという戦略を立てていても、業者の破綻により、その戦略が崩れる可能性があることは、十分に考慮しておくべきでしょう。

メンタルへの負荷が大きい

トレードをする間は少なからずメンタルに負荷がかかります。
「上がるだろうか下がるだろうか」と不安になるからです。
しかしもっとも負荷が大きくなるのは、損失が確定したときです。
額が大きくなればなるほど、負荷も比例して大きくなります。
ここで問題となるのが、損失確定後の精神状態は非常に不安定となるため、その後のトレードにも悪影響を及ぼします。
「損失を取り返したいという思いの感情的なトレード」
「損失確定により正常な判断でない雑なトレード」
様々あると思いますが、その影響は計り知れないことをお伝えしておきます。

ゲーム感覚で始めたFX

私が投資と出会ったのは20歳の時でした。

当時のバイトがバーテンダーでしたので、目上の方とお話しする機会が多くあり、その中でちょくちょく話に上がっていたのがFXでした。

話題づくりもかねて、私はすぐに口座開設をして、10万円入金して取引を始めました。

当時トレード手法など知りもしませんでしたから、上がるか下がるかの2択を当てればいいというノリで短期で取引していたのを覚えています。

厳密にいうとこれは投資ではなくただのギャンブルでした。

運良く勝てたから良かったものの

FXは勝ち組が1割で残り9割は退場する非常に過酷な戦場と言われています。

もちろん私も勝ち組になってやると挑みましたが、私にトレーダーとしての天性の才能があるわけもなく、負ける日々が続きました。

負け続けるのは金額が少ないからだ」という謎理論を展開し、更に50万円入金しましたが、勝てるようになるわけもなく、60万円だった元金は40万弱まで目減りしていきました。

運がよかったのは「もうなんでもいいや」と全額をかけた豪ドル円ロングで60万円勝てたことです。

一見成功したようにも感じますが、負け続けることで正常な思考ができなくなり、「全額をかける」これこそがギャンブルです。

なんとか元手を取り戻し、利益も出ている状況で、ようやく冷静になり、FXにはメンタルも重要だなと身をもって体感しました。

結局、1年目はその60万を全部溶かして、少々マイナスで終えました。

ラッキーだったのは元手がほとんどマイナスにならずに失敗を学べたことです。

それでも2年目も安定した成績は出せずなんとかプラスで終えたような感じです。

シンプル イズ ベスト

最終的に私が使用していた手法は「水平線(ロールリバーサル)」と「単純移動平均線」のみです。

2年間で様々なトレード本やブログを読み漁り、様々な手法を試しては失敗してを繰り返しました。

「ボリンジャーバンド」「エリオット波動」「一目均衡表」など本当に様々な手法に手を出しました。

それらの手法を使い続けなかったのはもちろん勝てなかったからですが、ただ勝てなかったからではありません。

それらの手法がどのような理論をもとに成り立つ分析結果なのか理解できなかったからです。

なぜこのような分析がなされるのか

どのような意図でこの分析を行ったのか

それを知らずして、手法だけ使いこなすというのは厳しいと感じると同時に、その手法を信用することもまた難しく感じてしまいました。

そのため、非常にシンプルな「水平線」と「単純移動平均線」という二つの手法を使い続けることとなりました。

継続こそが勝利への唯一の方法

早い段階で手法を固めることができたのですが、結果として安定した成績を出せるまでに4年もかかりました。

その理由はどうしても感情が入ってしまったからです。

本当はここで損切りしなきゃだけど、さすがにここまで下がったらそろそろ上がるだろう

まだ上がるだろうから利確はもう少し待とう

と当初決めていたトレード戦略を無視して、結果ほとんど悪い方向に働きました。

そのため、最終的には指値と逆指値をすべて設定して半強制的にシステム的なトレードに切り替えました。

その結果、安定して月5万円の収入を得られるようになりました。

しかし、そのトレードを今はやっていません

FXは心身ともに負担が大きかった

安定した収益を得れるようになったにも関わらず、この手法を辞めた理由はメンタルに多大なる負担があったからです。

システム的なトレードにしたにもかかわらず、メンタルに負担を感じた理由は「寝ている間に大暴落が起きたらどうしよう」と思ったり、負けが続いたときに「このまま負け続けたらどうしよう」と思ってしまったからです。

さらに今後、社会人になることを考えれば、このトレード手法では時間が確保できないことも、辞める要因の一つでした。

そこで、メンタルにできる限り負担のないあらたな投資を始めるべく、また本とブログを漁る日々が過ぎました。

そこで出会ったのがスワップ投資です。

~夢のスワップ生活~